資格取得の費用を会社が負担する仕組み
未経験からプラント設計の仕事に就く人のために、資格取得支援制度が設けられている。必要な資格の取得費用は会社が負担し、基礎から専門知識までを段階的に学べる。先輩社員が実務を通じて指導にあたるため、独学では気づきにくい部分も吸収しやすい。経験者にはさらなる資格取得や高度な技術の習得を後押しする支援も用意されている。
入社時点では未経験だった社員が、資格取得支援を利用して段階的に必要な資格を取得していったという例がある。最初は先輩の指導を受けながら図面の修正を担当し、次第にひとつの案件を任されるようになったそうだ。資格を取るたびに関われる工程が増え、施工管理の場に同席する機会も出てきたという。学びながら担当範囲を広げていく流れが、この制度を通じて見えてくる。
石灰・砕石・リサイクルプラントという、社会を支える仕事
石灰や砕石、リサイクルプラントといった設備は、暮らしや産業を陰で支えるインフラのひとつにあたる。株式会社トーテックは、こうした設備の設計から製作、施工、保守までを担当している。目立つ仕事ではないが、資源の処理や供給を止めないための役割を果たしている。搬送設備や産業機械の製作も、この分野を支える業務の延長にある。
拠点は岐阜県揖斐郡池田町片山にあり、代表者は平河重人が務めている。営業時間は8時から17時まで、定休日は土曜、日曜、祝日となる。配管やダクトの設計、板金、配管の保温工事も業務範囲に含まれている。電話番号は0585-52-9530で、問い合わせに対応している。
扱う設備の種類は、石灰プラントから搬送設備まで及ぶ
設計対象は石灰プラント、砕石プラント、リサイクルプラントなど幅が広い。産業機械や搬送設備の製作も主要な業務のひとつになっている。配管やダクトの設計、板金加工、配管の保温工事も担当している。ひとつの案件で複数の工程を並行して進めることも珍しくない。
扱う設備の種類を並べてみると、正直これほど幅があるとは思っていなかった。ひとつの会社でここまで多様な案件を抱えている点は、率直に興味を引かれた部分だ。設計者が飽きずに働き続けられる理由のひとつは、この幅広さにあるのかもしれない。
設計から施工まで、分業しない一貫対応にこだわる
設計、製作、施工、保守を分けず自社スタッフでまかなう体制を取っている。工程間の情報伝達にかかる手間が少なく、現場の状況が設計側にも伝わりやすい。分業が一般的とされるプラント業界の中では、珍しい体制のひとつだ。
社員の間では、設計から現場まで一貫して関われることにやりがいを感じるという声がある。他社の経験がある人ほど、この一貫体制の珍しさに気づくことが多いという。工程が分かれていない分、覚えることは多いが視野が広がったという意見も聞かれる。設計と現場の距離が近く、疑問をすぐに確認できる点も評価されているそうだ。


