保管から回収まで、物流の前後をつなぐ
運送会社と聞くと荷物を運ぶ姿を思い浮かべますが、有限会社千葉シマダ運輸の事業はもう少し幅があります。一般貨物自動車運送事業(免許番号 関自貨第1019号)を主軸に、荷物を預かる倉庫業(登録番号 第10112号)、不要物を回収する産業廃棄物収集運搬業までを手掛けています。産廃収集運搬の取得地域は東京都・千葉県および千葉市・柏市。輸送の前段にある保管も、後段にある回収も、同じ会社の中で完結できる仕組みです。
八街市滝台の拠点からは、関東首都圏内での配送を日々こなしつつ、日本全国への輸送にも対応します。荷物の性質としてはオフィス家具・事務機器・家電製品が中心で、ドラッグストアやスーパーマーケットへの配送も柱の一つ。物流システムの提案まで守備範囲に含み、運び方そのものを設計する場面もあります。
現場を支える40台超の車両群
車両ラインナップを見れば、扱う荷物の輪郭がつかめます。2tトラックはアルミバン車4台、パワーゲート付きアルミバン車4台、EV仕様のアルミバン車1台、平車2台、パワーゲート付き平車5台。4tはウイング車のセミワイドとフルワイドを中心に19台。10tはウィング車5台。そこにカウンター式・リーチ式のフォークリフト各1台が加わります。パワーゲート付き車両が目立つのは、什器や大型家電の積み下ろしを安全に行うためです。
ツーマン体制での配送から組立て・配置までを担うノウハウも、こうした車両と設備があってこそ成り立ちます。EV車の導入が始まっている点にも触れておきたいところで、環境対応と現場効率の両面で車両更新を進めている様子がうかがえます。
数字とグループが語る事業基盤
有限会社千葉シマダ運輸の設立は平成15年1月22日、代表取締役は清宮鉄夫氏です。資本金900万円、従業員52名(平成29年3月現在)、令和2年5月時点の売上高5億4千万円という規模で八街の物流を担ってきました。
グループ会社には、有限会社ケイ・エス・物流、有限会社アジア交流サポートセンター、千葉中部流通協同組合が名を連ねています。運送単独ではなく、複数の法人が連携して地域の流通を支える構図です。営業時間は9時から17時、定休日は日曜・祝日となっています。


