安全管理を最優先に据えた現場づくり
高所での作業や重い建材の取り回しがつきまとう建築金物の現場で、株式会社AWADは作業員の安全を何より先に置いています。未経験の人へ危ない工程をいきなり単独で任せることはせず、危険が潜む箇所や安全具の正しい着脱手順を、先輩社員が現場で一つずつ伝えます。手すりやルーバーの取付けは高い位置での繊細な作業になるため、慣れるまでは目の届く範囲で手を動かしてもらう進め方です。安全が守られているからこそ、失敗を恐れず技術の習得へ集中できます。
重量のある建材を持ち上げる場面や足場の上での取り回しなど、危険の芽は工程のあちこちに潜んでいます。株式会社AWADではそうした場面ごとに注意点を具体的に示し、道具の使い方から体の入れ方まで手を添えて教えます。慣れないうちは複数人で作業を分け合い、一人へ負荷や危険が集中しないよう現場を組みます。守られた足場のなかで経験を積めるので、若い作業員も臆せず前へ出られます。
図面を立体へ起こすものづくりの手ごたえ
建築金物の施工は、平面に描かれた図面を、人が触れられる立体の構造物へ変えていく仕事です。壁面の状態や傾きは物件ごとに違い、寸分の狂いなく手すりやルーバーを収める読みが、そのまま職人の腕になります。個人的には、記号にすぎない図面が現実の建物へ立ち上がっていく過程に、この仕事ならではの手ごたえがあると取材で強く感じました。建築用アルミとスチール建材を扱い、首都圏の大型物件でその技が発揮されています。図面上の一本の線を狂いなく現実へ据えるところに、難しさとおもしろさが同居します。
未経験から確かな技を積み上げる道のり
建設業の経験がなくても、アルミ建材やスチール建材の施工を基礎から学べる環境が株式会社AWADには整っています。入社後は先輩の手元を見ながら任される範囲を少しずつ広げ、働きながら一生ものの手に職を身につけます。高い場所での作業や重い建材の扱いも、段階を追って慣れていける流れが用意されています。焦らず技術を積める土台があることが、続けやすさを生みます。
市川市を拠点に金物工事と金属工事の双方へ関わるため、片方だけでは得にくい技術の幅も身につきます。現在活躍する職人のなかにも、建設業がまったくの初めてという状態から腕を上げてきた人が少なくありません。同じ道を通ってきた先輩が近くにいる分、つまずきやすい場所も具体的に教えてもらえます。
職長への道と、それを支える待遇の厚み
技術と経験を重ねた先には、現場をまとめる職長というステップが控えます。職長になると職長手当が上乗せされ、業務用に社用車や社用携帯が貸与されるほか、社用カードの発行や駐車場代の会社負担も伴います。学歴や社歴ではなく現場での成果を評価する仕組みのため、腕を磨くほど収入と役割の両方が伸びていく道筋です。代表取締役の田中実のもと、幅広い世代の職人が互いに助け合いながら、次の職長を現場のなかで育てています。
働く土台の部分でも、社会保険の完備と退職金制度がそろい、腰を据えて長く勤め続けられる下地が敷かれています。日中の作業のほか夜間や休日の現場が入った際には、夜勤手当や休日手当を別にきちんと支給します。目の前の給与だけでなく、役割と手当の両面から先々まで見通せる形が整えられています。だからこそ一つの現場で終わらず、職人として長く腕を振るい続けられます。


