「すごい石けん!」が解決するのは、ペットの食器のぬめりだけじゃない
犬が食べた後の食器に残るぬめり——その正体は犬の唾液と細菌が結合してできた「バイオフィルム」という膜だ。食器用洗剤では落ちにくいこのしつこいぬめりを、わんにゃんGOLDSOAPの「すごい石けん!」はすっきり落とせるという。ペットのリネン類(洋服・マット・タオル・ベッド)の洗濯にも使え、乾いた後にペットが舐めても化学物質の残留がない無添加石けんである点が、市販の洗剤との最大の違いだ。
開発者自身が保護猫のおしっこ臭に悩み、市販の強力消臭洗剤でも落ちなかった経験から行き着いたという逸話も、サイトに記されている。スニーカーの泥汚れや鍋の焦げ付きにも効果があり、汎用性の高さを知ったユーザーが家庭内の様々な場面で使い始めるという声が目立つ。素材はシンプルにococナッツオイル・オレイン酸高配合ひまわり油・米油のみ。保湿成分は入っていないため、使用時はビニール手袋の着用が推奨されている。
6年間の試作を経て辿り着いた、季節別・地肌別という発想
わんにゃんGOLDSOAPの犬用全身石けんには、真冬・春秋・真夏の3シーズン展開と、クレイ入り(さっぱり)・昆布入り(しっとり)の地肌別2バリエーションがある。季節ごとにシアバターの配合量を変えているのは、一年中被毛をまとっている犬にとって日本の四季の温湿度差が皮膚トラブルの原因になると考えてのことだ。この発想に至ったのも、40年以上犬と暮らしてきた代表・高橋洋子氏の現場経験と、多数のモニターと共に6年かけて行った試作の積み重ねによるものだ。
「石けんを変えてから痒みが落ち着いてきた」という声がある一方で、「季節ごとに使い分けるのが手間だと思っていたが、確かに夏と冬では仕上がりが違う」という声も届いているという。こうした使用感の細かい違いを意識できるようになることが、ペットのスキンケアを見直すきっかけになっているようだ。
代表・高橋洋子氏が持つ、複数の専門資格と実績
ハンドメイド石鹸協会認定の石鹸処方士・犬の石けんインストラクター・シニアソーパー、日本ドッグソープ協会認定ドッグソープクリエイター、アロマフランス認定クレイプロフ——これが高橋氏の主な専門資格だ。アロマテラピーインストラクターやメディカルアロマテラピーアドバイザーの資格も持ち、精油・クレイ・アロマを複合的に扱える専門性が商品設計の幅を支えている。2019年の販売開始以来、試作と改良を繰り返す姿勢は現在も続いており、2026年5月にはキダチアロエとまこも入りの新ラインが発売される予定だ。
ゴールデンレトリバーと保護猫9匹と共に暮らす生活の中で、実際にこの石けんを使い続けながら改良してきた、というのが高橋氏のスタンスだ。飼い主目線と製造者目線が一致しているこの構造は、小さなメーカーの強みとして機能している。
猫用は国産マタタビ入り、保湿と洗浄力で2タイプを用意
水が苦手な猫のバスタイムを少しでも楽にしたいという思いから、猫用石けんには国産マタタビ粉を配合している。お風呂の頻度や被毛の長さで選べるように、保湿重視タイプと洗浄力重視タイプの2種を展開。前者は最高級椿油をメインオイルに使い、長毛種や頻繁に入浴する猫向け。後者は太白胡麻油ベースで、数ヶ月ぶりのお風呂や保護直後の猫に対応する。受注販売(1個3,500円・5個15,000円・納期2ヶ月半)で、猫専門トリマーからのリクエストをもとに試作を重ねた経緯がある。
ヨーロッパのオーガニック認定を取得したジャーマンカモミールとカレンデュラが、猫用にも配合されている。キク科アレルギーの猫には使用不可という明記も丁寧だ。個人的には、猫用に精油を使わずマタタビで代替するという判断に、開発者の誠実さを感じた。


