有限会社エー・アイ・エーブラスト|板金加工の設計から仕上げまで、山梨発の一貫製造力

塗装を見据えた下地づくり——品質への責任の取り方

溶接工程が終わった後の工程に、有限会社エー・アイ・エーブラストの品質哲学が凝縮されている。グラインダーで接合部を丁寧に研磨し、熱歪みを最小限に抑えた平滑な表面を仕上げる。目標は「パテ埋めなし」で塗装できる下地状態。パテを使わない分、塗膜と素材の密着性が高まり、経年による剥離リスクが下がる。後工程を担う系列会社「株式会社セブナ装機」との連携があるからこそ、塗装の品質まで視野に入れた仕上げが実現する。
「後工程の品質まで責任を持つ」という方針は、二次加工設備にも反映されている。バリ取り機「メタルエステ1000」による切断面の平滑化、洗浄機「ISW100V」による油分除去など、各設備が次工程への準備を整える役割を担っており、製品が工場を出る前に複数のチェックポイントを通過する仕組みが組み込まれている。

関東・長野・静岡をカバーする受注対応力

山梨県南巨摩郡富士川町に工場を置き、関東を主軸に長野・静岡エリアの受注にも対応する。製造装置のカバーや内部パーツなど、産業機械に関わる板金加工全般を手がけており、NC加工・ベンダー加工・溶接など複数の加工工程を自社内に持つ。メッキ加工は協力工場との連携で対応できるため、板金だけでなく表面処理を含む発注にも窓口を一本化できる。
変種変量生産への対応が可能な複合機と、3DCADによる設計提案が組み合わさることで、仕様変更が多い案件でも柔軟に対応できるという。「ロットや図面の変更があっても動じない」という声が取引先から上がっており、量産品だけでなく試作・少量品の加工実績も持つ。

SolidWorksで図面を超えた提案型の設計スタイル

3DCADのSolidWorksとSheetWorksを使った設計体制が、発注者との関係性を変えている。図面を受け取って加工するのではなく、データ段階から形状の最適化やコストダウンを提案する。3Dでの可視化が細部まで仕上がりイメージを共有可能にし、発注者が完成品を頭の中で描きやすくなるという効果がある。個人的に取材を通じて感じたのは、設計担当者の「提案することへの前のめりな姿勢」だ。
「ご注文をそのまま形にするだけでなく、ベストを尽くす」というFAQの一節は、現場で実際に機能しているスタンスだ。この設計アプローチは、単価の最適化だけでなく製品寿命や組み立てやすさにまで踏み込んだ提案につながることもあり、長期取引のきっかけになっているケースが多いようだ。

「生きる・働く・学ぶ」を体現する人材育成の仕組み

「生きる・働く・学ぶ」という理念を掲げる有限会社エー・アイ・エーブラストでは、スタッフのスキルアップを会社が後押しする制度を複数整えている。アーク溶接・施工管理者などの資格取得費用を補助し、外部セミナーの受講費用も援助する。社内勉強会も定期的に実施されており、現場経験だけでなく座学で得た知識もキャリアに組み込める環境だ。
未経験での入社後は練習用部品を使った研修からスタートし、技術が身についた段階で実際の製品製造に加わる流れになっている。技術面を支える教育者と、職場環境の悩みを受け持つメンターが別々に配置される2名サポート体制は、初めて製造業に就く人にとって心強いという声が多い。板金加工には設計・生産管理・営業など複数の職種があり、適性に応じた部署でキャリアを積める幅広さも魅力だ。

山梨 製造業

ビジネス名
有限会社エー・アイ・エーブラスト
住所
〒400-0504
山梨県南巨摩郡富士川町小林2022
アクセス
TEL
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定休日
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