代表がすべての現場を担う一人親方の責任施工
フローリングの打痕、ドアのえぐれ、カウンターの色褪せ——住まいの中で生じる損傷は場所も素材もばらばらで、補修の判断には経験が要る。トータルリペア小山では代表の小山氏が見積もりから施工完了まで一貫して手がけており、途中で担当が替わることがない。木目や色味を周囲に合わせながら仕上げる工程は、素材ごとの癖を熟知した職人だからこそ成り立つ作業だろう。下請けを介さない分、現場での意思決定が速く、依頼者との認識のずれも起きにくい構造になっている。
個人的には、打ち合わせから引き渡しまで同じ人間が対応するという点が一番印象的だった。依頼者側からすると「誰がやるのか分からない」という不安がそもそも発生しない。柱や収納扉といった木部だけでなく、アルミサッシや樹脂部材まで一人で対応範囲をカバーしている。新築物件の引き渡し前補修から中古住宅のリペアまで、物件の種類を問わず請け負っている点も依頼の幅を広げている。
蕨市発、東京・神奈川まで走る対応エリア
埼玉県蕨市に拠点を構えつつ、さいたま市はもちろん東京都内や神奈川県の現場にも出向いている。都心へのアクセスが良い立地を活かし、住宅の引き渡し直前や退去後のタイトなスケジュールでも対応するケースが多いという。訪問型の作業形態なので、依頼者が部材を持ち込む手間は発生しない。日程調整も一件ごとに相談しながら決めるスタイルで、複数箇所の同時依頼や途中での追加オーダーにも対応する。
急ぎの案件でもスピード感を落とさず仕上げてくれたという声が目立つ。たとえば賃貸物件の原状回復で退去日が迫っている場面では、限られた時間の中で優先順位をつけながら効率よく作業を進めるそうだ。施工途中に追加で気になる箇所が見つかった場合も、その場で状態を確認し対応の可否をすぐ判断してもらえる。移動距離のある現場でも一度の訪問でまとめて処理する段取り力が、リピート依頼につながっているようだ。
料金の見通しが立ちやすい時間制プラン
10円玉サイズのへこみやえぐれを基準に、12箇所まで3時間33,000円から、24箇所まで6時間52,800円からという設定が用意されている。延長は30分あたり4,400円で、作業量に応じた課金が明確なため予算の見通しを立てやすい。見積もりは無料で、現地調査のうえ正確な金額を提示してから着手する流れだ。部品交換が必要になる場合も事前に費用を案内しており、後から請求が膨らむ心配がない。
張り替えや丸ごと交換ではなくリペアを選ぶことで、コストは大幅に圧縮できる。フローリング全面の張り替えと比較すれば費用差は歴然で、時間も短縮される。退去時の原状回復費用を抑えたいオーナーや管理会社からの依頼が一定数あるのも、この料金体系の分かりやすさが背景にあるのだろう。施工前に写真付きで状態を記録し、完了後と比較できるようにしている点も、費用対効果の納得感を高めている。
補修で住まいの状態を維持するという考え方
トータルリペア小山が手がけるのは、壊れたものを新品に替える作業ではない。既存の素材を活かし、損傷部分だけを周囲に馴染ませて元の状態に近づけるリペアという手法だ。フローリングのへこみ、家具表面の擦り傷、ドア枠の劣化など日常生活の中で少しずつ蓄積するダメージに対して、交換せずに補修で対処する。廃材が出にくく工期も短いため、住みながらの施工にも向いている。
「傷が目立たなくなって部屋の印象が変わった」という感想を持つ依頼者は少なくないようだ。作業前の説明が丁寧で、仕上がりのイメージを共有してから着手するため、完成後のギャップが生じにくい。木部だけでなく樹脂やアルミといった異素材にも対応しており、住宅内のさまざまな箇所を一度の依頼でまとめて相談できる。暮らしの中で気になっていた小さな傷を放置せず手を入れることが、住まい全体の状態を長く保つ第一歩になる。


