物流の現場で生まれる「届ける」という責任
2001年に創業した株式会社マルトクは、一般貨物運送事業を軸にしながら自動車運送取扱事業、産業廃棄物収集運搬事業、倉庫業、労働派遣業まで手がける物流企業です。九州から北海道まで日本全国をカバーする配送網を構築し、荷物の種類や届け先を問わず対応できる体制を整えてきました。従業員数は110名。送り手の「確実に届けてほしい」という要望と、受け取り手の「早く届いてほしい」という期待の両方を背負い、日々トラックを走らせています。
個人的には、株式会社マルトクが掲げる「関わるすべての人に笑顔を」という理念の射程の広さが印象的だった。荷物を送る側・受け取る側だけでなく、配送を担うドライバー自身のやりがい、さらにはその家族が安心して帰りを待てることまで視野に入れている。物流が止まれば暮らしもビジネスも回らないという認識が、この会社の根底に流れている意識であり、従業員一人ひとりが「日本経済を支えている」という自覚を持って業務に臨んでいるそうです。
84台の車両と自社整備工場が支える輸送力
軽自動車から中型トラック、大型トラック、トレーラーまで合計84台の車両を保有し、荷物のサイズや重量、届け先の条件に合わせた車種選定を行っています。拠点は愛知県岩倉市石仏町で、名鉄犬山線石仏駅から徒歩5分というアクセスのよさも配送効率に直結しています。24時間365日の稼働体制を維持しており、急な依頼や時間指定の厳しい案件にも対応が可能です。物流のタイミングは荷主側の都合で決まることが多いため、この常時稼働の仕組みは取引先にとって心強い存在だという声が目立ちます。
自社整備工場で全車両の定期メンテナンスを実施し、車両トラブルによる配送遅延のリスクを低減させています。安全管理は三層構造で、新入社員向けの初期安全教育、全従業員参加の定期安全講習会、実場面を想定したシミュレーション訓練を組み合わせた体制を敷いています。無料駐車場を完備しているため、自動車やバイクでの通勤も選べる環境です。こうした仕組みの積み重ねが、事故を未然に防ぐ企業文化を形づくっています。
週休三日・四日制度を選べる働き方の設計
株式会社マルトクでは週休三日制度や週休四日制度、時短勤務制度を導入しており、体力面や家庭の事情に応じた勤務スタイルを従業員自身が選択できます。勤務時間帯も早朝・日勤・夜勤から選べるため、子どもの送り迎えや介護との両立を図りやすい設計になっています。逆に、しっかり稼ぎたいというニーズに応えるシフトも組めるとのこと。社会保険完備に加え、年2回の健康診断で従業員の体調を定期的に確認する仕組みも運用中です。
産休・育休制度が整備されており、女性ドライバーがライフイベントを経てもキャリアを続けられる環境が用意されています。制服支給や各種資格取得費用の全額負担といった経済的サポートも手厚く、「出費を気にせずスキルアップに集中できる」と感じる従業員も多いようです。こうした待遇面の充実は、長く働き続ける人材の定着に直結しています。
軽自動車からスタートして大型ドライバーへ
物流業界が未経験でも、入社後はベテラン社員によるマンツーマン指導で運転技術や安全運転の基礎、配送ルートの組み立て方、荷主とのコミュニケーション方法を実地で学べます。定期的な勉強会では業界の技術動向や市場の変化にも触れ、現場だけでは得にくい知識を補う機会が設けられています。中型免許、大型免許、フォークリフト免許、運行管理者資格といったキャリアアップに必要な資格は、取得費用を株式会社マルトクが全額負担。最初は軽自動車の配送から始め、経験と免許を積み上げながら中型、大型へとステップアップしていく流れが明確に示されています。
20代から60代まで幅広い年齢層のドライバーが在籍し、年齢を問わず目標を持って働ける環境が整っています。愛知県岩倉市のほか、千葉県野田市、長野県上伊那郡にも拠点があり、複数エリアで採用を進めている状況です。「入社前は大型トラックなんて無理だと思っていたけれど、段階を踏めたから自然と乗れるようになった」——こんなエピソードが社内では珍しくないそうです。物流という仕事に誇りを持てる場所を探しているなら、一度話を聞いてみる価値はあるはずです。


