WABURO TOKYO SHOWROOM|和モダン浴室の先駆者が、石の質感と設計思想で切り拓く新領域

国際ホテル・レストランショーから始まったデザイン浴槽の歴史

WABUROのデザイン浴槽の原点は、2001年に東京ビッグサイトで初出展した「選美槽(えらびそう)」だ。翌2002年には商標登録を取得し、ブランドとして保護した上で市場に出た。その後20年以上かけてラインナップを積み上げ、2025年には「選美槽」シリーズにセミオーダータイプが加わるなど、製品体系は今も進化を続けている。
「選美槽という名前の由来を初めて聞いたとき、『選ぶ』という字が入っていることに設計者の姿勢を感じた」という設計士の感想がある。顧客が自ら選び取る楽しさを製品名に込めるという発想は、量産品の文脈とは明確に異なる。こうした細部への意識が、長年ファンを持つブランドの土台になっている。

ホテル採用実績が証明する、業務仕様としての堅牢さ

HOTEL THE MITSUI KYOTO、ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ、南部屋・海扇閣、有馬温泉 欽山——いずれも施設管理の基準が厳しい宿泊施設でWABUROの施工実績が積み上がっている。清掃・使用頻度・耐久性の観点でハードルの高い業務用環境での採用は、製品の堅牢さを裏付ける。静岡・伊東の自社工場で製造を完結させる体制が、この安定供給を支えている。
工場稼働は2019年で、敷地面積3,300㎡。製品ごとの品質基準を社内で管理するため、外部委託では生じやすいばらつきが出にくい。「仕様書通りのものが届く安心感がある」という購買担当者の言葉は、業務用途での信頼を端的に表している。

海外展開と国内深化、二方向で広がるブランド版図

2010年に中国・天津で海外事業を開始し、2014年にはイタリアオフィスの開設とシンガポール展示会への出展を実現。グループ会社のアステックインターナショナル株式会社(2019年設立)が海外取引部門を担い、国内と海外を分業する体制で運営している。CAMBRIA社(米国製クォーツストーン)の日本総代理店契約(2016年締結)は、海外素材を国内展開する逆方向の事業も含んでいる。
国内では2022年1月に本社を東京・港区白金へ移転し、2025年1月には資本金を5,000万円に増資。同年末にはショールームのリニューアルも実施しており、国内基盤の強化と海外への橋渡しを並行して進める局面にある。

「Retreat(非日常)」を届ける、南麻布の空間設計

ブランドが掲げる「Retreat」の概念——日常から切り離され、心身をほどくひとときを提供するという思想——は、ショールームの設計にも反映されている。完全予約制で訪問者数を絞り、一組ずつ丁寧に対応するスタイルは、製品を売る場というより体験を届ける場としての位置づけだ。営業時間は9〜18時、第2・第4土曜日も開館し、平日が取りにくい施主にも対応できる。
「実際に浴槽に触れてみると、石の温度感や重量感が想定を超えていた」という来場者の感想が複数ある。WABUROシステムバスのカラー見積りシミュレーションは事前確認に使えるが、石貼り素材の質感は現地でしか伝わらない部分が大きい。ショールームはその意味で、デジタルでは補えない情報を提供する場として機能している。

お風呂 デザイン

ビジネス名
WABURO TOKYO SHOWROOM
住所
〒106-0047
東京都港区南麻布2-11-10
アクセス
東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」4番出口から徒歩6分
東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」1番出口から徒歩10分
※専用駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
TEL
03-6435-4726
FAX
営業時間
9:00~18:00
定休日
土曜(第2,第4土曜日を除く)、日曜、祝日
URL
https://ustech-jp.com