古民家の再生から新築まで、木の扱いを知る職人が対応する
遠所大工店が手がける仕事の範囲は、新築・リフォーム・リノベーション・古民家再生・修理メンテナンスと幅広い。松江市の一の谷町を拠点に、木材の仕入れから施工・仕上げまでを一貫して行うことで、外注を挟まない品質管理を実現している。仕入れ段階から素材の質を見極め、用途に合わせた木材を選ぶことが、完成後の耐久性と仕上がりの美しさを左右する。職人の手仕事が生み出す木の表情は、量産では再現できない独自の空間を生む。
「木の温もりを感じられる空間にしたかった」という依頼者の期待に対して、素材選びの段階から一緒に考えてくれると感じる利用者も多いという。施工ギャラリーには自然素材を活かしたリビングや木製建具を用いた事例が掲載されており、完成形のイメージを事前に持ちやすい。インスタグラムでも施工情報を継続的に発信しており、日常的にアイデアを集める入口として使いやすい。相談・見積もりは無料で、気軽に問い合わせることができる。
断熱・設備・間取り、古民家を住み続けられる家に変える
島根に残る古民家は地域の記憶をつなぐ建物だが、断熱性能の低さや設備の老朽化が住まいとしての使用を難しくしているケースも多い。遠所大工店では現地で構造材の状態を確認し、柱や梁を活かしながら断熱改修・設備更新・間取り変更を組み合わせた再生工事を行っている。古き素材の風合いを損なわずに快適な住み心地を確保するバランスが、再生事業の要になっている。空き家の活用相談も受け付けており、建物ごとに状態が異なることを踏まえた個別提案を心がけている。
「このまま放置するしかないと思っていたが、再生できると言ってもらえた」という声は、遠所大工店の古民家再生を経験した依頼者から聞かれる言葉の一つだ。解体という選択肢だけでなく再生の可能性を示すことが、この仕事の社会的な意味でもあると感じる。島根東部・中部エリアの地域性を理解した職人が現地を直接見て判断するため、画一的な見積もりとは違う提案が返ってくる。ギャラリーの古民家再生カテゴリでは具体的な変化の過程が確認できる。
木材の調湿力が、島根の四季を通じて快適な室内をつくる
木は室内の湿度変化に応じて水分を吸放出し、自然な調湿機能を発揮する素材だ。島根県の気候に育まれた木材を選ぶことで、地域の環境に適した家づくりができ、年月を重ねるごとに深みが増すという特性が住まいの価値を高めていく。遠所大工店では既存のリフォームでも、新材と既存素材の調和を重視しながら空間全体の統一感を大切にしている。見えない部分の構造的安全性を担保した上で、表面の仕上がりに職人の感覚を注ぎ込んでいる。
正直、木材への向き合い方がここまでサイト全体を通じて一貫している工務店は多くない。仕入れから施工まで自分たちで完結させることへのこだわりは、素材の特性を熟知しているからこそ成立する姿勢だ。松江市での木の家づくりや松江市の木製建具を用いた施工など、新着情報に掲載されるテーマにもその思想が滲んでいる。施工後の住まいに経年の味わいが加わっていく点を価値として捉える利用者が多いのもうなずける。
8時から受け付ける、依頼者のペースに合わせた相談体制
営業時間は8:00〜17:30、日曜定休。代表・遠所明臣氏が対応にあたり、現地調査の日程は依頼者のスケジュールに合わせて柔軟に設定している。松江市を中心に島根東部・中部エリアへの訪問対応を行っており、エリアの詳細は問い合わせ時に確認できる。電話・LINEで問い合わせを受け付けており、まずは気軽にメッセージを送ることができる。
見積もりや相談に費用はかからず、相談後に契約を強制されることもない。「ちょっと聞いてみたい」という段階から連絡してよいという案内は、工事の経験が少ない人にとって動き出しやすい環境だ。住まいに関することなら新築・改修・修理・空き家活用まで対応しているため、どんな内容でもまず話してみるという入口の広さが、遠所大工店の相談体制の特徴だ。


