施設の規模が大きいほど問われる施工力
配線工事から照明・コンセントの取り付け、受変電を担うキュービクルの設置まで、建物を電気で動かすための工程を株式会社翔電テクノスは一通り引き受けている。主戦場となるのは商業施設やビル、病院、空港といった大型物件で、数十名から数百名が同じ現場で動くことも珍しくない。規模が大きいほど一つの判断が全体に波及するため、ミリ単位の精度と現場全体を見渡す段取りが同時に問われる場面が多い。福岡を拠点に大手企業の案件へ関わり続け、大規模施工の勘どころが社内に積み上がってきた。
現場への直行直帰を基本としているため、担当する建物が福岡市内から郊外へ替わっても、働く人の生活の拠点は動かさずに済む。マイカー通勤に対応し、駐車場にかかる費用は会社が負担する形がとられている。社会保険も整えられ、長く安定して腰を据えたい人が無理なく通える距離感で現場に向かえる。
主な取引先が大手企業であることは、現場が途切れにくく仕事量が安定しているという実務上の意味を持つ。腰を据えて技術を積みたい人にとって、次の現場が見通せることは働き続けるうえで大きな支えになる。福岡という拠点から、関わる建物は市内外の大型物件へ広がっていく。
入ってから伸びる仕組み
正直なところ、作業着の着方から教えるという研修の話に、未経験者を迎える構えの丁寧さを感じた。電気の知識がないところから入っても、習得の進み具合に合わせて中規模の案件から担当が始まり、やがて大型物件へ範囲が移っていく。経験年数や資格の取れ具合をふまえてフォローアップの手が入るため、技術の段階を飛ばさずに積める。現場は2〜7か月ほどで替わり、短い周期で建物の種類が変わることが経験の幅へ直結する。
資格取得支援を全面に用意しているので、働きながら電気工事士などの国家資格に挑み、担当できる案件の種類を自分で増やしていける。募っているのは電気工事士と電気施工管理の二職種で、設備を手で形にする役回りと、工程や安全を束ねて現場を回す役回りのどちらも正社員として選べる。学歴は問われず、経験者も未経験者も同じ入り口から挑める募集になっている。
たとえば最初は市内の商業施設で配線や照明の作業を覚え、慣れてきた頃に空港やビルといった大きな現場へ加わっていく。関わる設備が大きくなるほど任される判断も増え、技術者としての手応えがはっきりしてくる。数十名から数百名が動く現場に身を置く経験は、小さな工事では得にくい種類の自信につながる。
若手が育つ場であり続けるために
会社の伸びは働く人の伸びと切り離せないという考えを、株式会社翔電テクノスは運営の芯に置いてきた。資格取得の後押しや基礎からの研修を整えるのも、若い世代が着実に力をつけ、社会インフラの現場を担える人材へ育っていくことを見据えているからだ。福岡の大型施設の電気を守る役目を、次の世代へ引き継げる形で続けていこうとしている。
拠点は福岡県福岡市東区筥松3丁目10-22、営業時間は9時から17時、休みは土日祝というリズムで動いている。代表は三宅修平で、応募や相談は092-692-4333の窓口が受け付けている。現場の様子や資格取得の歩みはブログやコラムでも発信され、入る前に働く景色を思い描ける。


