使われないまま残る家や土地に居場所をつくる
相続した家に誰も住まないまま年数が過ぎ、固定資産税だけがかかり続ける——近年こうした話は珍しくなくなった。FIELD ESTATE が堺市北区を軸に受け付けているのは、まさにこの種の悩みを抱えた土地や建物の売却相談だ。使う予定のない土地、耕作をやめた田んぼや畑、相続で引き継いだ空き家まで、持て余しがちな不動産を査定の対象として扱っている。手放すと決めている人だけでなく、どうするか思いあぐねている段階の問い合わせも同じように受けている。
古家付きの土地であれば、建物を残して売る道筋も含めて状態に合う方法を探る。市街化調整区域のように活用が限られやすい土地でも、法令上の制限を一つずつ確かめながら可能性を見ていく。取材して感じたのは、売りにくいとされる物件ほど親身に話を聞く構えがあることだった。
入り口から出口まで同じ担当者が付き添う
FIELD ESTATE の進め方で軸になるのは、相談から査定、手続きまでを一人の担当者が通して受け持つ仕組みだ。途中で人が替わらないため、最初に伝えた事情や希望が最後まで共有されたまま引き継がれる。依頼する側は同じ話を繰り返さずに済み、聞き取った経緯がそのまま査定や提案へ反映されていく。堺市北区周辺の土地や建物の情報を普段から蓄えているので、所有する物件も地域の動きと個別の条件を照らして確かめてもらえる。
査定では立地や状態を見たうえで、集めた情報を整理して判断材料として手渡す。数字だけで結論を迫ることはせず、持ち主が納得いくまで考えられるよう必要なデータをそろえる。連棟住宅のように一般的な住宅と違う部分がある物件でも、相違点を先に整理してから話を進めていく。
堺市北区と松原市、地元を知る拠点から
事務所は堺市美原区平尾、船戸南交差点の近くにあり、南海電鉄の北野田駅から車でおよそ十分でたどり着く。堺市北区を中心に据えつつ松原市も主な対象地域として承っており、その土地柄や物件の状況を踏まえて売り方を案内している。地域で積み重ねてきた知識があるぶん、周辺の相場や事情に目を配った確認ができる。これまで手がけてきた土地や建物の事例は写真とともにギャラリーで公開しており、相談の前に過去の取り扱いを確かめられる。
営業は朝九時から夕方六時まで、水曜が定休で、代表は芝田建太が務めている。電話072-350-4548から、税金のことまで気にかけて迷う局面も含め、現状の把握をはじめの一歩として相談を受け付けている。


