全日本選手権優勝が生んだ、業界標準を超える施工基準
プロテクションフィルムの施工技術を競う全日本PPF選手権(日本カーラッピング協会主催)で、アーネストワークス株式会社は第3回大会で優勝を果たしている。大会で培われた高い判断基準と施工精度は、日常の業務にそのまま持ち込まれており、施工歴13年の代表が自ら現場に立つことでチーム全体に浸透している。Ferrari・McLaren・Bentleyなど高額車両からの依頼が続くのは、この一貫した品質管理があるからだ。
「任せてよかった」と感じてもらうことを施工の目標に掲げており、入庫後2時間以上かけて専用照明のもとでボディチェックを実施する工程もその一環だ。ここで見えた状態をもとに施工計画を立てるため、仕上がりにおける想定外を極限まで減らせる。
カッターを使う施工の正直な理由
「カッターを使いますか?」——この質問への答えに、アーネストワークス株式会社の施工哲学が凝縮されている。プレカットデータのみで施工すると、飛び石被害が集中するフロント部分でフィルムのカバー範囲に限界が出るケースがある。13年分の施工実績から積み上げた独自カスタムデータを活用しつつ、車両ごとの個体差に合わせた手作業での微調整を加えることで保護範囲を最大化している。カッターの使用は最小限にとどめつつ、使う必要がある箇所では塗装面への影響を防ぐ技術と管理のもとで施工する。
この判断基準の透明さが、依頼者からの支持を得ている理由のひとつだという声が聞かれた。正直なところ、これだけ丁寧に施工方針を説明している店舗は多くないと感じる。
EGF2・XPEL・surfaceで対応する多様なニーズ
アーネストワークス株式会社のフィルムラインナップは3種類で構成されている。自社フィルムEGF2はクリア塗装に近い艶感と黄変しにくさが特長で、6年以内の剥離を無償対応する保証が付く。XPELはUSAの信頼性の高いメーカー品で、Porsche GT3RSやLamborghiniなどの高級車にも対応するフルカバー施工に使われる。surfaceは巻き込みなしの表面施工でコストを抑えたラインで、「愛車を守りたい」というすべてのオーナーに向けた設計だ。全3ラインに製品保証10年が標準付帯している。
フロントフルセットの施工は約3〜4日、ボディフルプロテクションは約1週間〜10日が目安。走行中の車両でも施工可能で、大きな傷がある場合は提携工場との連携で対応している。
施工後も手放さないメンテナンス体制
神奈川県川崎市中原区木月のAuto Hill Abe 1Fに店舗を構え、予約制での来店対応を行っている。他店施工のPPFメンテナンスや状態確認の相談も受け付けており、「どんな状態でも相談してほしい」というスタンスが伝わる。全施工で保険修理対応の証明書を発行する点も、実際の利用者には評価されているようだ。
YouTubeチャンネル『PPFチャンネル』への200本超の施工動画公開、LINEでの見積り対応、オンラインショップの運営と、来店前後の接点を多角的に設けている。施工後1年ごとのメンテナンス受付を含め、納車後も関係が続く仕組みが整っている。


